大阪で中級セミナー(8月)

大阪のほんまかいブログに、それとなく告知されましたので、こちらでも告知しておきます。

まだまだ先の話になりますが、8月に大阪のほんまかい主催で「WildLight中級セミナー」を行います。詳細は、ほんまかいブログにて発表になると思いますので、そちらを定期的にご確認ください。

もちろん「中級」ですので、WildLightのインストールが終わり、それなりに使っておられる方が対象となります。ほんまかいでは、事前のワイルドカード勉強会を開催されて、中級セミナーに臨んて下さっているので心強い限りです。きっと、通常の中級セミナーより上級へ踏み込んだセミナーになりそうで、今から楽しみです。

オープンスクール2017春

3月4日(土)にサン・フレアアカデミーで開催されるオープンスクールで、「WildLightの翻訳活用術」をお話しします。

サン・フレアアカデミーさんのオープンスクールを担当させていただくのは、今回で3回目です。過去2回はWildLightを軸に、どちらかというと翻訳チェックに重点を置いた話をさせていただいたのですが、今回は、WildLightを純粋にツールとして使用する上でのノウハウをお話しする予定です。

翻訳という仕事は、IT技術の進歩にともなって扱う原稿の形式がいろいろと増え、翻訳者と言えどもそれらの原稿を自分が翻訳しやすい形式に変えたり、翻訳完成物のチェックをしやすい形に変えたりと、ITスキルが要求されるようになりました。WildLightは、私が自分の仕事(翻訳コーディネータ/社内翻訳)を効率化することをひとつの目的として開発してきた経緯があり、翻訳に関わる周辺作業へ利用してきています。

今回のオープンスクールでは、その実例をご紹介する予定です。また、事前アンケートを採り、参加者の皆様が抱える周辺作業の「困ったこと」のうち、WildLightで解決できるものについて、解決策を紹介しようと考えています。

サン・フレアアカデミーオープンスクール2017春

【ワイルドカード】各文字種の検索方法 (基本)

ワイルドカードを使った検索を行う上で、いろいろな文字種に対応した記述方法を、決まり事として覚えておくと便利です。記述を単語登録して利用するのも1つの手です。

【全角文字】

[ぁ-ゞ] :ひらがな
[ァ-ヾ] :カタカナ
[a-zA-Z] :英文字
[0-9] :数字
[¥!-〜] :全角英数字(記号含む)
[一-鶴] :すべての漢字
[Α-Ωα-ω] :全角ギリシア文字
[、-鶴] :ひらがな/カタカナ/漢字/記号
[ -鶴] :ひらがな/カタカナ/漢字/記号/全角スペース

【半角文字】

[0-9] :数字
[a-zA-Z] :英文字
[ヲ-゚] :カタカナ
[! -~] :半角スペース、英数記号以外
[¥!-~] :半角英数字(記号含)

【その他の特殊文字】

^13 改行 (ハードリターン)
^12 改ページ
^11 ソフトリターン (または、^l:ハットエル)
^9 タブ記号 (または、^t)

ワイルドカードで使用する記号(!, -, (, ), [, ]等)を検索文字として使用したい場合は、その文字の前に ¥ を付与します(これをエスケープ文字と呼びます)。例えば、!を検索文字としたい場合は、 ¥! と記述します。

<b>記述例:</b>

例)全角半角関係なく、数字を検索したい場合

[0-90-9]

例)すべての英字(全角半角すべて)

[a-zA-Za-zA-Z]

例)すべてのカタカナ(全角半角すべて)

[ヲ-゚ァ-ヾ]

【半角文字の範囲指定の考え方】
%e5%8d%8a%e8%a7%92%e6%96%87%e5%ad%97%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%83%88%e3%82%99%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%99

半角文字の文字コードは上の図のようになっています。なぜ、数字を検索するワイルドカードが [0-9] なのかは、この文字コードを見ていただくと分かるとおり、数字は0から始まり9で終わるからです(青丸)

例えば、記号も含めてアルファベット文字全部を検索したい場合は、[¥!-~] と記述すれば良いことになります。(ピンク丸)

【ワイルドカード】改行前の余分なスペースを除去する

PDFファイルや他ファイルからコピー&ペーストすると、時々、改行の前に余分なスペースが入り込むことがあります。そういったスペースを削除するには、以下のようなワイルドカードを使用します。

「検索する文字列」には以下の記述をします。
日本語でも英語でも対応できるように、全角スペース、半角スペースを対象として、同時にソフトリターンの前にある余計なスペースも除去するようにしています。

[  ]{1,}([^11^13])

最初の角括弧の中には半角スペース1つと全角スペース1つが入っています。つまり、半角/全角スペースが改行(^13)/ソフトリターン(^11)の前に1つ以上({1,})あると、検索にヒットします。(半角全角の混在でも対応できる)

「置換後の文字列」は以下の通り記述します。(\は半角の円記号です)
改行/ソフトリターンに変更を加えず、そのまま利用するために、このような方法にしています。

\1

もし、ソフトリターンを改行(ハードリターン)に変換しちゃって良いと言うことであれば、以下のような記述になります。

検索する文字列

[  ]{1,}[^11^13]

置換後の文字列

^p

 

【ワイルドカード】強制的に1行間隔にする

【ワイルドカード】余分な改行を削除する」の応用編です。

節の間の改行数に関係なく、一律で1行間隔にします(空白行を1行入れる)。

「検索する文字列」は以下のように記述します。改行が1つ以上連続するものを固まりとして検索します。

^13{1,}

「置換後の文字列」には以下の記述をします。上記でヒットした改行の固まりを改行2つで置換します。

^p^p

これで、すべてが1行間隔に置き換わります。もし、2行間隔にしたい(空白行を2つ差し込む)時は、「置換後の文字列」を ^p^p^p と3つ並べれば良いことになります。

【ワイルドカード】余分な改行を削除する

原稿ファイルの処理において、時々、余分な改行を削除したいことがあります。そんなときは以下のワイルドカードを使用します。

まず、「検索する文字列」に以下の文字列を入れます。
改行(^13)が2つ以上連続({2,})するものを検索します。

^13{2,}

そして、「置換後の文字列」に以下の文字列を入れます。
上記でヒットした改行(の固まり)を、1つの改行(^p)へ置き換えてやります。

^p

もし、ソフトリターン(^11)も同時に削除対象にしたい場合は、「検索する文字列」を以下のように記述するといいです。

[^11^13]{2,}

ちなみに、PDFファイルからコピペしたり変換した場合、ソフトリターンや改行、時に半角スペースや全角スペースが混在していることがあります。その場合は、「【ワイルドカード】改行前の余分なスペースを除去する」を事前に実行してから、上記のワイルドカードを実行すれば良いです。

また、この記述方法を変化させれば、例えば、1行間隔に空白1行を差し込むと言うこともできます。
その方法は、「【ワイルドカード】強制的に1行間隔にする」に書いてありますので、参考にしてください。

中級セミナーをやります

今年最後の(笑)「WildLight中級セミナー」を東京ほんま会の主催で行います。

日時:8月21日(日) 13:00〜16:30
場所:株式会社翻訳センター会議室
受講料:3,500円

申込詳細は、以下URLの東京ほんま会ブログを参照してください。
https://tokyohomma.wordpress.com/

今回の中級セミナーは、最初にワイルドカードの使い方を学習し、それに続いて受講者からのアンケートに基づいて、ワイルドカードを使ったWildLight辞書の作成を学習します。
以下のような悩みや質問がある方は、是非参加を検討いただき、どんどんアンケートに「やりたいこと」を回答ください。セミナーの中で対応策を一緒に考えていきます。
(※WildLightの機能で実現できる範囲の対処策となりますので、予めご了承ください)

  • チェック辞書を作りたいけど、ワイルドカードでどう書けばいいの?
  • カタカナとカタカナの間にある半角は黄色、数字と単位の間にある半角は緑というような処理をしたいのだけど、どういう風に辞書に書けばいいの?
  • 文書スタイルを整えるための辞書は、どう書けばいいの?
  • 半角と全角の間にスペースが入っているのを検出するには、ワイルドカードでどう書けばいいの?

    などなど

実際にお仕事をしていて、困ったことを何とかできないか?という発想で、具体的な「困った例」をアンケートにお答えいただけると実のあるセミナーになるでしょう。

では、参加をお待ちしております。

 

 

 

手作業でWildLightをインストールする方法

「小技の森」へ「Winキー + R で「ファイル名を指定して実行」」という記事を公開しましたが、同方法を使ってWildLightを手作業でインストール(アップデート)する方法を説明いたします。

  1. WinキーとRキーを同時に押す。
  2. 「ファイル名を指定して実行」という画面が現れる。
  3. 「名前」に以下の文字列を入力して Enter キーを押す。
%APPDATA%\Microsoft\Word\STARTUP
  1. ワードのスタートアップフォルダが開く。
  2. 開いたフォルダーへ「WildLight.dotm」を上書きコピーする。

以上でインストール(アップデート)完了です。OpenWordStartUp.bat を使っても上手くいかない場合は、この方法を試してみてください。

もし、上記方法でワードのスタートアップフォルダが開かない場合は、WildLightのインストールを諦めてください(笑)

※環境変数APPDATAを使用していますので、お使いの環境によっては上記のように動作しない場合がありますので、ご了承ください。

大阪でWildLightセミナーをします。

大阪のほんまかい主催で、WildLightセミナーを行うことになりました。

  • 日時:5月14日 13:00〜17:00
  • 場所:大阪 神戸大学学友会大阪クラブ@大阪梅田駅前第1ビル 11階

詳細は、ほんまかいホームページか、通訳翻訳Webにイベント記事が掲載されていますので、そちらをご覧下さい。

Fバージョンのファイル名変更

Microsoft OfficeのPowerPointを持つエディションをお使いの方専用であるWildLightのFバージョンですが、一般公開後、ユーザーが混乱されているようですので、ファイル名を明確に分けることにいたしました。

通常バージョン: WildLight.dotm
Fバージョン: WildLightF.dotm

Fバージョンは、WildLight共有フォルダー下にあるF_Versionというフォルダーに入っています。

Microsoft Word を単独で購入して使用されている方や、Microsoft Office Personal版をお使いの方は、通常バージョンをお使いください。それ以外の方で、Excel/PowerPointがインストールされている方は、Fバージョンをお使いください(通常版も動作します)。ただし、Fバージョンをインストールしてエラーが発生する場合は、通常バージョンをインストールして使用してください。

過去にWildLightをインストールしたがエラーになってしまって使えないという方は、通常バージョンを再度ダウンロードしてインストールしてみてください(過去に間違ってFバージョンをインストールしてしまったためにエラーとなっている可能性があるため)。

※通常バージョンとFバージョンの両方をインストールしないよう注意してください。ワードのスタートアップフォルダーに「WildLight.dotm」か「WildLightF.dotm」のいずれかが存在するようにしてください。